サーバーベース方式では、複数のシンクライアントがサーバーの資源を共有します

サーバーベース(SBC)方式は、基本的にサーバーとシンクライアントで構成し、複数のシンクライアントがサーバーの資源を共有する形態をとります。サーバーとシンクライアントとは「1対多」の接続となります。SBC方式の場合、アプリケーションやデータはサーバーで動作します。

サーバーベース方式では、従来パソコンにインストールしていたアプリケーションをサーバーにインストールします。対象となるのは、Word・Excelなどのオフィス・ソフトやWebブラウザだけでなく、ERPパッケージ(統合基幹業務システム)をはじめとした業務システムの操作に使うクライアント・ソフトなどです。これをシンクライアントから操作します。

業務システムの場合、シンクライアントに入力した命令を、クライアント・ソフトをインストールしたSBCサーバー上で実行し、業務システムを管理する別サーバーとの間で情報をやりとして、処理が完結します。

完結した結果の画面をSBCサーバーがシンクライアントに送信します。このように処理は3階層になっています。

サーバーベース方式では、複数のシンクライアントがサーバーの資源を共有します。これを一般に「マルチユーザー」環境といいます。マルチユーザー環境のベースとなるのは、マイクロソフトがWindows NT server4.0以降のサーバー用OSで提供している「ターミナルサービス」という機能です。